低身長の医学的な基準とは?
「低身長」とは、骨の異常だけでなくホルモンや染色体の異常、その他さまざまな原因により身長が伸びないことで、極端に身長が低い状態になってしまうことを言います。まずは、医学的な低身長の基準とは、だいたいどのくらいの身長のことなのかという所から見ていきましょう。
医学的には、まずは「同じ性別、同じ年齢や月齢の平均身長より、-2SD以下の場合」を、低身長と定義しています。SDとは"Standerd Deviation"の略で、「標準偏差」という意味です。これは、平均からどれくらい離れているかを示すもので、-の値が大きいほど、平均よりも小さいということになります。
-2SD(標準偏差)以下がどのくらいの身長かというと、同じ誕生日の子供が100人身長順に並んだとして、前から2~3番目までの子が該当し、だいたい2学年下の子と同じくらいの身長になるでしょう。幼稚園や学校で4月生まれの子から翌年3月生まれの同じクラスで身長順に並んだ場合、飛び抜けて身長が低いという状態になるでしょう。
また、身長が-2SD以下でない場合でも、「年間の伸び方が平均値の80%以下という状態が続く場合」も低身長と定義されます。あまり伸び率の悪い状態が続く場合、いずれは-2SDの身長になってしまうことも十分に考えられます。低身長の基準は、「身長」と「身長の伸び率」によって決まるのです。
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